本格的な味にまつわるストーリー
「開発者のこだわりが伝わった瞬間」75BEER開発は名護市通り会の方々と連携して行いました。 通り会の方々から「名護にあうビール」を期待され、 我々は、オリオンドラフトビールとは似ていない、 本格的な『名護』のビールをめざして開発しました。 その中で、味の決めてになる酵母を選定するときのことです。 オリオンビールではいくつか保有する酵母があり、 その中から選定を行っていたのですが、私はその中のものではどうしても納得がいかず、 これだ、きっと気に入ってもらえる!と思うものをドイツから仕入れ、 テスト醸造にいれてもらいました。その後、最終の2候補までその酵母は残りまして、 最後、名護市通り会の方々に多数決でご判断いただきました。
実は、その時の多数決ではもう一方の保有酵母が優勢でした。 最後決まりそうな時、通り会の会長が「ちょっと待ってくれ」と。 「今多数決で決まりそうな方は、たしかに美味しいけれど、オリオンドラフトに似ている。 今回、目指しているのは、オリオンドラフトとは違う本格的な味。 それはこっちなんじゃないか」という言葉で、わたしの選んだ酵母に決定したんです。